@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00011997, author = {小池, 美穂}, journal = {人文研紀要}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 16世紀半ば,懐疑主義運動が盛んになるなか,ギ・ド・ブルエスは『新アカデミー会員に反駁する対話』(1557)を上梓する。法律家で哲学者でもあったブルエスは,この作品を対話という形式で書き,当時実在したプレイヤッド派の詩人たちを登場させ,様々な事柄について討論させている。題名が示している通り,懐疑主義に対する反論として提起されているが,同時に懐疑主義者の立場を支持している作品であるといえる。フランスにおいては,特に16世紀頃から,技術が発達し始め,伝統的な知識に疑いをもつ学者たちが現れる。この書物は時代的なものであるといえるが,それではどの点に関して独創的であるといえるのか?本研究では,「懐疑主義」という概念に焦点を当てるのではなく,学問史の領域から分析することで,この『新アカデミー会員に反駁する対話』の新たな側面を明るみに出そうと試みる。}, pages = {61--81}, title = {フランス・ルネサンスにおける学問の啓蒙化 ―ギ・ド・ブルエスの『新アカデミー会員に反駁する対話』について―}, volume = {92}, year = {2019}, yomi = {コイケ, ミホ} }