@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00012000, author = {平山, 令二}, journal = {人文研紀要}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 第三帝国の首都であるベルリンは,強制移送を逃れ地下潜行したユダヤ人の数が一番多かった。ドイツ敗戦時には約6000人のベルリンのユダヤ人が生き残っていた。それらの人々の救済に命を懸けたベルリン市民の数も膨大であった。ユダヤ女性,ズザンネ・マイヤーの場合を見ると,彼女を助けた救済者は20人以上におよぶ。少なく見積もっても,ベルリンのユダヤ人救済者は総数で5万人近くはいたと思われる。彼らの世界観はさまざまで,共産主義者,社会民主主義者,自由主義者,キリスト教徒,それどころか保守的国家主義者もいた。身分もさまざまで,カトリック神父,大地主,上級公務員,貴族や,ジャーナリスト,労働者,さらに迫害されたユダヤ人自身が他のユダヤ人の救済者であった例もある。そのように多様なユダヤ人救済者の共通点は,命懸けでユダヤ人同胞を救いたいという固い意志とナチス体制に対する抵抗心である。}, pages = {145--165}, title = {ベルリンのユダヤ人救済者たち ―ユダヤ人を救った人々(12)―}, volume = {92}, year = {2019}, yomi = {ヒラヤマ, レイジ} }