@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00012018, author = {渡邉, 浩司}, journal = {人文研紀要}, month = {Sep}, note = {application/pdf, ロベール・ド・ブロワが13世紀後半に著した『ボードゥー』は,ゴーヴァンの息子ボードゥーの幼少年期に焦点を当てた物語である。母の手で騎士に叙任されたボードゥーが一連の冒険の末に,群島王の姫君ボーテを妻に迎える筋書きの中で重要な位置を占めるのは,ボードゥーが最初の試練で獲得する「オノレ」という名の剣である。そもそも古フランス語によるアーサー王物語群では,アーサー王の剣エスカリボール(エクスカリバー)を別にすれば,オノレのように固有名を伴う名剣は珍しい。オノレという名は騎士が守るべき「名誉」というキーワードをもとにしているが,この名の由来を作中人物が説明している点は特筆に値する。}, pages = {239--255}, title = {中世フランス文学における英雄の剣 ―ボードゥーの剣オノレをめぐって―}, volume = {93}, year = {2019}, yomi = {ワタナベ, コウジ} }