@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00012703, author = {嶋田, さな絵}, journal = {人文研紀要}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 本稿は,張彦遠『歴代名画記』中に見える魏晋までの画家とその作品について,「誰が」「何を」描いたのかを明らかにするため論じたものである。劉宋から張彦遠の時代である晩唐まで,中国において画家やその作品は多様化し,本格的に中国絵画は発展していくことになるが,本稿は,その前段階を見直す目的で論述するものである。第1 章では,黄帝の時代から三国時代まで,第2章では西晋および東晋の画家と作品について検討した。その結果,画家の社会的地位および作品の画題の変化という点で,後漢がひとつの転換点となっていること,晋代には,呉の絵画の流れを汲むグループ,琅邪王氏を中心とするグループ,戴氏一族のグループが誕生したことがわかった。また,当時の中国における絵画の技術は,単独で伝えられるものではなく,その他の諸芸と結びついて,思想や精神性とともに伝えられる傾向があることを指摘した。}, pages = {29--58}, title = {『歴代名画記』にみる魏晋以前の画家と作品}, volume = {96}, year = {2020}, yomi = {シマダ, サナエ} }