@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00013399, author = {ムラース, フォルクマー and ライマイスター, ヤン マーコ and 後藤, 究}, issue = {4}, journal = {比較法雑誌}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本稿は,原著者らの許可を得て,著者らの近時の著作を翻訳したものである。原著者らは,ドイツにおけるクラウドソーシング(ワーキング)に関する実態分析の,いわば第一人者である。本稿はかかる実態分析をもとに,ドイツにおけるクラウドソーシングの現状とその基本的特徴を記したものである。なお,原著者らからは,本稿のほかに,別稿についても翻訳許可をいただいており,この別稿についても,本誌への掲載が予定されている。これら2つの論文を読み合わせることで,ドイツにおけるクラウドソーシングビジネスを大まかに概観することができよう。  本稿は,企業,クラウドソーシングを利用して就労しようとするワーカー,そして,社会全体の視点に立って,ドイツのクラウドソーシングビジネスの概要,その可能性あるいは課題を分かりやすくまとめたものである。第一に,ビジネスの概要という点に関して付言すれば,原著者らは,ドイツにおけるクラウドワーキングプラットフォームを計7つの類型に分けた上で,それぞれのプラットフォームについて比較的詳細な説明を加えている。かかる記述から,ドイツにおいて,クラウドワーキングという現象が具体的にはいかなる形で展開しているのかを窺い知ることができよう。第二に,原著者らは,既に述べたように,様々な利害関係者の視点から,クラウドワーキングの可能性とその課題を指摘している。これらの指摘をみることで,いかなる点において,ドイツと日本のクラウドワーキングビジネスが共通の課題を抱えているのかを知ることが可能となろう。このように,共通の課題が存在することを認識したうえで,その課題を解決するための法的規制の在り方を検討することが今後の研究の中で求められるのではないだろうか。}, pages = {97--117}, title = {新たな労働組織を実現する存在としてのクラウドワーキングプラットフォーム}, volume = {54}, year = {2021}, yomi = {ムラース, フォルクマー and ライマイスター, ヤン マーコ and ゴトウ, キワム} }