@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00013526, author = {大厩, 諒}, journal = {人文研紀要}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 米国における専門職的な哲学は,世紀転換期に観念論から実在論へとその基調を変えた。両派のあいだで問題となっていたのは,認識対象の存在論的身分および認識関係の特性をどのようなものとして捉えるべきかという点である。観念論は,認識関係を対象にとって本質的なものと見なし,精神によって知られることで対象が存在しうると考えた。他方で実在論は,対象にとって認識関係はあくまで偶然的なものであり,対象自体は精神から独立して存在すると主張した。本論文では,これまでほとんど注目されてこなかった双方の主要な特徴を明らかにしたうえで,古典的プラグマティズムの実在観をそのなかに位置づける。あわせて,当時の哲学が置かれた知的状況についても言及する。}, pages = {345--378}, title = {観念論から実在論へ―世紀転換期アメリカ哲学史(1)―}, volume = {98}, year = {2021}, yomi = {オオマヤ, リョウ} }