@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00013546, author = {尾留川, 方孝}, journal = {人文研紀要}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 古代日本では国家の象徴の一つとして『日本書紀』にはじまる六つの歴史書が編纂されたが、『三代実録』を最後に編纂は頓挫する。しばしば『栄花物語』や『大鏡』などが、これらの後継もしくは代替のように扱われるが、本稿では、儀式書が六国史の後継もしくは代替の一つとして理解可能であることを論じる。現在および過去の了解や把握方法の一つとして歴史書を位置づけたうえで、六国史に見える儀礼の記事がしだいに増加するとともに、規範との異同に意識が払われるようになり、『類聚国史』で六国史を分解・分類し儀式書と同様の形式に再編されたことをたどる。歴史書が儀式書へと移行したとする解釈が可能であり、その根底には現在および過去の了解や把握方法の変化があることを示す。}, pages = {33--58}, title = {歴史書から儀式書への移行}, volume = {100}, year = {2021}, yomi = {ビルカワ, マサタカ} }