@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00013571, author = {井上, 善博}, issue = {53}, journal = {経済研究所年報}, month = {Oct}, note = {application/pdf, 日本には,歴史的な激動を乗り越えて継続してきた多くの企業がある。西暦578年に創業した金剛組(現在は高松コンストラクショングループ傘下)は,現代でも宮大工の職人を抱え,寺社仏閣の特殊な建築物のメンテナンスを行っている。飛鳥時代に創業し,四天王寺を建設した世界最古の組織体という物語性が,金剛組の伝統を支えている。創業500年(室町時代の創業)の虎屋は,不器用なまでの実直さで,和菓子作りに取り組んできたという物語性が,現代にも引き継がれている。このような物語性が,社会の共感を生み,持続可能な経営を可能にしている。本稿では,共感と持続性という概念に知識創造経営のSECI モデルを融合させて,進化する長寿企業経営の根幹について論述していく。明治維新,第2 次世界大戦,バブル経済などの荒波を乗り越えられた企業の持続性と社会性を考察したい。本稿における長寿企業の概念は,創業から100年以上持続している組織体である。}, pages = {383--400}, title = {持続可能な経営と現代企業の社会性}, year = {2021}, yomi = {イノウエ, ヨシヒロ} }