@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00016020, author = {早田, 幸政}, issue = {3}, journal = {比較法雑誌}, month = {Dec}, note = {application/pdf, アメリカでは,自立的な大学団体もしくは専門職団体が自らの基準に基づき,大学を含む個別高等教育機関や教育プログラムを評価し合否判定を行うことを通して,その質の維持・向上を図ることを内容とする「アクレディテーション」の仕組みが発達している。アクレディテーションは,高等教育機関を一単位として行う「教育機関別アクレディテーション」と教育プログラム単位で行う「教育プログラム別アクレディテーション」の二種に区分される。  一方,アクレディテーション機関も,その本来目的に則した活動を継続して行っていくため,定期的かつ組織的な外部評価を受け適格認定の地位を得ることになっている。この外部評価・適格認定が「認証(recognition)」と呼ばれる。認証活動は,連邦教育省(U.S. Department of Education, USDE)と全米の大学代表を中心的構成メンバーとする非政府組織の「高等教育アクレディテーション協議会(Council for Higher Education Accreditation, CHEA)」の2つの組織によって担われている。  連邦政府・学生奨学金の受給資格に直結するアクレディテーションを掌る機関にとって,USDEからの認証が不可欠である。またUSDEと同様のレベルにおいて,アメリカ高等教育界におけるアクレディテーション機関としての「市民権」を公的に獲得しその地位をゆるぎないものとする上で,CHEAの認証が有効に機能している。  本[翻訳(資料)]では,USDEの掌る「認証」システムを形成する法構造の全容の紹介を行うべく,まず同システムの基本的枠組について規定したU.S.C. Title 20 Education: Chapter28 – Higher Education Resources and Student Assistance: §1099b. Recognition of accrediting agency or associationの訳出を行った。そして,同法の規定の下,連邦教育省長官の制定に係る連邦教育省規則“Title 34 (Education) of the Code of Federal Regulations 34 CFR: Part 602 The Secretary’s Recognition of Accrediting Agencies”の“Subpart B (The Criteria for Recognition (§§602.10〜602.29)”の全訳を試みた。}, pages = {173--242}, title = {高等教育アクレディテーション機関を対象とする米国連邦教育省認証法制 : 「認証基準」を軸に}, volume = {55}, year = {2021}, yomi = {ハヤタ, ユキマサ} }