@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00016823, author = {中澤, 秀雄}, issue = {1-2}, journal = {法学新報}, month = {Jun}, note = {application/pdf, 地域・都市社会学分野においては、「都市化による近代的コミュニティの成立」というモデルが自明視されていたため、他分野で議論されてきたような「高度成長期日本型モデル」についての明示的な研究蓄積はない。しかし一般的な単線的都市化論では現状をうまく解釈できず、むしろ高度成長期に地域社会の連帯が浸食され溶けていったと理解すべきであると、本稿では問題提起したい。日本特有の「焼畑型ジェントリフィケーション」(既存住宅・コミュニティに住み継ぐのではなく、旧農地などに住宅地新築が繰り返される現象)によって地域社会の記憶が世代間継承されなかったことが、この「浸食」の主因であると、公的統計の再加工によって証拠を提示しながら論じた。この浸食により、農民運動・労働運動のエネルギーが、住民運動以降の後継者を失ったという論点も示唆される。}, pages = {1--39}, title = {高度成長期における地域生活-労働連帯の浸食 : 農民・労働運動の消滅と焼畑型ジェントリフィケーション}, volume = {125}, year = {2018}, yomi = {ナカザワ, ヒデオ} }