@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00016824, author = {久保庭, 慧}, issue = {1-2}, journal = {法学新報}, month = {Jun}, note = {application/pdf, 持続可能な開発とは「将来世代がその必要を満たす能力を損なうことなく、現代世代の必要を満たすような開発」と定義される概念であるが、近年、特に国際法学の領域を中心に、持続可能性を確保するためには文化や文化多様性への配慮が必要であると主張する見解が顕在化しつつある。本稿は、こうした持続可能な開発と文化をめぐる近時の議論動向を念頭に置きつつ、持続可能な開発の中核的構成要素であるとされる「世代間衡平」の概念を、文化多様性保護の領域に応用・拡張することを試みるものである。具体的には、国際法学の領域において同概念に早い段階で着目し、これを理論化した先駆的論者であるイーディス・ブラウン・ワイスの一連の議論と、文化多様性の保護・促進を主要な任務の一つとする国際機関であるユネスコ(国連教育科学文化機関)の実行とを相互に照応させながら、従来自然環境保護の領域で論じられてきた世代間衡平の問題を文化多様性保護の領域に応用・拡張する際に留意すべき課題が検討される。}, pages = {41--69}, title = {国際文化法と世代間衡平の理論 : ユネスコの規範設定活動に即して}, volume = {125}, year = {2018}, yomi = {クボニワ, サトシ} }