@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00017811, author = {大羽, 良}, journal = {人文研紀要}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 本研究では,東野圭吾の4 作品と異なる翻訳者によって翻訳されたそれらの英訳からパラレルコーパスを構築することで原作者の文体によるバイアスを抑えつつ,計量言語学的方法を用いて翻訳者に起因する文体の特徴―テキストに残る「指紋」―を特定することを試みた。またパラレルコーパスから翻訳テキストの文体的特徴として得られた言語選択のパターンを,翻訳者個々に起因する文体的特徴と翻訳テキストが普遍的に持つとされる一般的特徴に分類した。翻訳者個々の文体的特徴から生じるテキスト間の差として「高頻度前置詞の使用率」や「カンマの数のばらつき」等,一方翻訳テキストが持つ一般的特徴に,「短文化」や「翻訳テキストでの文の加筆」,「間投詞の加筆」,「語彙の豊富さの平準化」等が分類される可能性が示された。}, pages = {125--154}, title = {日本小説の英訳本における翻訳者の文体的特徴―東野圭吾作品を例に―}, volume = {101}, year = {2022}, yomi = {オオバ, リョウ} }