@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00017818, author = {越智, 隆太 and 緑川, 晶}, journal = {人文研紀要}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 近年導入された意思疎通支援者事業では,障害者に対する言語的な意思の疎通の支援が中心に置かれているが,認知機能障害を主徴とする高次脳機能障害や認知症を記述する際の疎通性と支援事業との共通性は報告されていない。本研究では高次脳機能障害および認知症に関する文献において,本邦での「疎通性」の用いられ方について明らかにすることを目的とする。医中誌で検索された文献について,「言語的運用」,「非言語的運用」,「言語的・非言語的運用」の3 つのカテゴリに分類し,最終的に224件の文献を解析対象とした。その結果,高次脳機能障害と認知症の双方で,「疎通性」の言語的運用がなされているものが80%程度を占めていた一方,「非言語的運用」と併存する形で運用されている文献も確認され,認知症の方ではより多様な表現が用いられていた。疎通性の多義性は疾患背景の違いから生じる理解や対応の差異を反映している可能性が示唆された。}, pages = {313--329}, title = {認知機能障害を有する患者における“疎通性”―高次脳機能障害および認知症を対象とした使用状況に関する文献的検討―}, volume = {101}, year = {2022}, yomi = {オチ, リュウタ and ミドリカワ, アキラ} }