@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00017831, author = {渡邉, 浩司}, journal = {人文研紀要}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 「武勲詩」は,『ローランの歌』を皮切りとして11世紀後半に生まれ,12世紀中頃に初期の作品群が成立し,13世紀に3つの詩群が形づくられた。そして,こうした潤色過程で「アーサー王物語」の特徴的な要素を取りこみ,ジャンルの革新を行った。「ギヨーム・ドランジュ詩群」に属する『ロキフェールの戦い』の「アヴァロン・エピソード」がその典型例であり,その中ではアーサー王の異父姉妹モルガーヌが中心的な役割を演じている。現世の勇者レヌアールを異界アヴァロンへと連れ去る妖精モルガーヌは,妖女であると同時に極端な母性愛を見せる両義的な存在である。}, pages = {321--350}, title = {『ロキフェールの戦い』における妖精モルガーヌ―「アーサー王物語」の「武勲詩」への影響―}, volume = {102}, year = {2022}, yomi = {ワタナベ, コウジ} }