@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00017843, author = {須田, 朗}, journal = {人文研紀要}, month = {Sep}, note = {application/pdf, ウィトゲンシュタインがウィーン中心部に建てた「ストンボロウ邸」は一切の装飾を排した簡素な建物である。アドルフ・ロースの建築思想の影響下でなされたこの建築は、科学的言語から曖昧さを排して形而上学を無効にする『論理哲学論考』の言語論に呼応する。ウィトゲンシュタインはこの主著執筆後に陥った精神の危機を、この建築を通じて脱して行き、後期の「言語ゲーム」の哲学に向かう。言語の意味は使用にあるとする後期思想の誕生に、存外、この建築作業が一役を買っていたのではないか。世紀転換期ウィーンの精神状況を背景に前期から後期への移行を考える。}, pages = {139--170}, title = {建築家ウィトゲンシュタイン}, volume = {103}, year = {2022}, yomi = {スダ, アキラ} }