@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00017851, author = {中村, 真利子 and 裵, 相均}, issue = {2}, journal = {比較法雑誌}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 児童を対象とするデジタル性犯罪は,ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の普及やその利用の低年齢化に伴い,より深刻な問題となっている。韓国では,このようなデジタル性犯罪を対象とする捜査特例として,身分を秘匿して捜査を行う「身分秘匿捜査」と身分を偽装して捜査を行う「身分偽装捜査」が導入された。児童に対するデジタル性犯罪について,いわゆるおとり捜査を認めるもので,特にダークウェブなど,通常の捜査手法では真相の解明が困難な閉鎖空間での捜査を実効的なものとするための捜査手法といえる。日本では,おとり捜査に関する一般的な規定はないが,警察庁でもサイバー犯罪捜査におけるおとり捜査の積極的活用の必要性が認識されており,韓国で導入された身分秘匿捜査及び身分偽装捜査のあり方は,日本でも大いに参考になるものと思われる。そこで,本稿では,韓国における身分秘匿捜査及び身分偽装捜査の概要を紹介し,その課題について検討する。}, pages = {127--152}, title = {韓国におけるサイバー犯罪捜査の動向 : 児童に対するデジタル性犯罪の捜査に関する特例を中心に}, volume = {56}, year = {2022}, yomi = {ナカムラ, マリコ and ベ, サンギュン} }