@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00018008, author = {宮園, 久栄}, issue = {11-12}, journal = {法学新報}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 二〇一六年一二月、議員立法により、再犯の防止等の推進に関する法律(以下「再犯防止推進法」)が成立し、同四月一四日に公布・施行された。同法は、再犯の防止等に関する施策に関し、基本理念を定め、国及び地方公共団体の責務を明らかにするとともに、再犯の防止等に関する施策の基本となる事項を定めることにより、再犯の防止等に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって国民が犯罪による被害を受けることを防止し、安全で安心して暮らせる社会の実現に寄与することを目的に制定された。  「犯罪をした者等」は、犯罪を行いその刑期等が終了した者が、地域社会、すなわちコミュニティに戻り、コミュニティで新たな出発を図ろうとしたにもかかわらず、再び犯罪を行ってしまった者である。彼らが再び犯罪を行ってしまったのは、視点を変えれば、「犯罪をした者等」を受け入れるコミュニティの側にも犯罪を産出する原因があると考えることができるのではないか。そこで、犯罪をした者等を受け入れるコミュニティはどのようなものであるべきか。そこで以下では、コミュニティのヴィジョンという視点から再犯防止について検討を行ってみることにしたい。}, pages = {255--280}, title = {再犯防止とコミュニティの「ヴィジョン」}, volume = {125}, year = {2019}, yomi = {ミヤゾノ, ヒサエ} }