@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:02000112, author = {橋本,基弘 and ハシモト,モトヒロ and HASHIMOTO,Motohiro}, issue = {5-6}, journal = {法学新報}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 政治のあり方を「信託」から説明する理論の歴史は古い。ギリシャやローマの政治理論がホッブスやロックによって結晶化され、アメリカ革命を経て日本国憲法にたどり着いたものが「信託」によって表現されている。  日本国憲法には二か所「信託」という言葉が用いられている。これらはどういう意味なのであろうか。残念ながら、これまで憲法を信託の観点から考える試みはそれほど多くはなかった。憲法の通説は、この言葉にさほどの注意を払ってはこなかった。しかし、かつて政治学者の松下圭一が指摘したように、「信託」こそが日本国憲法の中核理念である考えなければならない。「信託」が個別の解釈論にどう影響するのかについては、さらに詳しい議論が必要ではある。だが、一つの視点としての「信託」は、解釈論の背後にあり、そのあり方を方向付けるほどの重要性を持っている。}, pages = {433--459}, title = {信託行為としての日本国憲法}, volume = {127}, year = {2021} }