@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:02000116, author = {平野,晋 and ヒラノ,ススム and HIRANO,Susumu}, issue = {5-6}, journal = {法学新報}, month = {Mar}, note = {application/pdf, ディストピア的なSFや映画のイメージと重なる人工知能(AI)の悪印象を払拭したいAI業界の代表は、フィクションを用いてAIの危険性を指摘する慣行を非難しがちであり、ヒトのような高度な能力又はヒトを越える能力を有するとも言われる、現時点では未だ想像上の〈汎用AI〉を、ガイドラインやAI原則等のソフトロー規制の対象にすることに抵抗を示していた。しかし、倫理学や〈法と文学〉等の人文・社会科学分野では、SFや映画を含むフィクションを研究・教育に用いることが、既に学術的に肯定されている。更に総務省の有識者会議は、議論と検討の末に、〈汎用AI〉をソフトローの射程に含める決定を下している。本稿は、以上の論点を、有識者会議の議事概要等の資料を例示しながら紹介し、AIが社会に悪影響を与えないように〈ELSI〉(倫理的、法的、及び社会的影響を意味する頭字語─Ethical, Legal, and Social Implications: ELSI)と呼ばれる人文・社会科学からの警告をAI業界も尊重すべきであると主張する。}, pages = {561--593}, title = {汎用AIのソフトローと〈法と文学〉 ; SFが警告する〈強いAI/AGI〉用規範を巡る記録から}, volume = {127}, year = {2021} }