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アイテム
憲法裁判所による憲法の継続形成 : ドイツ連邦憲法裁判所の判例研究
https://chuo-u.repo.nii.ac.jp/records/2000252
https://chuo-u.repo.nii.ac.jp/records/200025263e5403d-f558-40bf-879c-f4e35f4e3a82
Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||
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公開日 | 2023-10-25 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | 憲法裁判所による憲法の継続形成 : ドイツ連邦憲法裁判所の判例研究 | |||||||||
言語 | ja | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | Fortbildung der Verfassung durch das Bundesverfassungsgericht | |||||||||
言語 | de | |||||||||
言語 | ||||||||||
言語 | jpn | |||||||||
資源タイプ | ||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||
著者 |
古野,豊秋
× 古野,豊秋
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抄録 | ||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||
内容記述 | 「ドイツ連邦議会における野党の憲法上の権利」事件についての憲法裁判所の判決では、その憲法解釈による「憲法の継続形成」が全く否定されているのに対して、「ドイツ連邦軍のNATO域外派兵」事件についての判決では、憲法裁判所の憲法解釈による「憲法の継続形成」が過大になされているということができる。 ちなみに、憲法裁判所の憲法解釈による「憲法の継続形成」が典型的になされるのは、「憲法の欠缺」が存在し、その補填が憲法解釈によってなされる場合である。 このように見てくると、「ドイツ連邦議会における野党の憲法上の権利」事件についての憲法裁裁判所の判決では、次のような問題が存在している。すなわち、民主主義原理(Art.20Abs.1und2GG)や議会主義的統治制度の原則(Art.45b,63,67und69GG)が憲法に内在しており、その「枠」内で、議会における野党の権利の保障について欠缺があるとして、その補塡のためにこのような原理・原則を具体化する、憲法解釈による「憲法の継継続形成」が可能であったにも拘わらず、そのような解釈がなされなかつたという問題である。この場合は、憲法の改正という立法の問題ではなくて、憲法に内在する基本原理の「枠」内での憲法解釈の問題である。 |
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言語 | ja | |||||||||
書誌情報 |
ja : 法学新報 巻 127, 号 7-8, p. 431-445, 発行日 2021-03-25 |
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出版者 | ||||||||||
出版者 | 法学新報編集委員会 | |||||||||
言語 | ja | |||||||||
ISSN | ||||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||
収録物識別子 | 0009-6296 | |||||||||
権利 | ||||||||||
言語 | ja | |||||||||
権利情報 | この資料の著作権は、資料の著作者または学校法人中央大学に帰属します。著作権法が定める私的利用・引用を超える使用を希望される場合には、掲載誌発行部局へお問い合わせください。 | |||||||||
著者版フラグ | ||||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |