@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:02000256, author = {渡辺,康行 and ワタナベ,ヤスユキ and WATANABE,Yasuyuki}, issue = {7-8}, journal = {法学新報}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 裁判所が、係属している事件に適用される法律に限定的な解釈を施しながら、事案を判断する場合がある。この手法は、合憲限定解釈、(狭義の)憲法適合的解釈、通常の限定解釈に区別されうる。本稿は、それぞれの解釈手法について、区別の相対性を意識しつつも、それぞれを採用したと思われる代表的判決を素材として、根拠、類型、限界などを検討した。  このような検討は、「分類諭のための分類」を意図したものではない。裁判所が法律解釈に際し、いかなる憲法的考慮を行ったのか、あるいはしなかったのかを明らかにし、必要があればそれを批判するための基礎を固めるためのものである。近年新たに提唱された概念である憲法適合的解釈に対しては、合憲限定解釈が行われるべき場合にもそれが使われかねない、という懸念が出されている。ただし、そのような懸念はこの概念自体の責任ではない。法令違憲、適用違憲、合憲限定解釈、憲法適合的解釈といった様々な解釈手法を、裁判所が適切に使い分けることが重要である。またそのためには、学説による協力も必要であろう。}, pages = {573--615}, title = {合憲判断の方法 : 合憲限定解釈と憲法適合的解釈}, volume = {127}, year = {2021} }