@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:02000321, author = {本田,隆浩 and ホンダ,タカヒロ and HONDA,Takahiro}, issue = {1}, journal = {比較法雑誌, Comparative Law Review}, month = {Jun}, note = {application/pdf, 本稿は,セクシャルマイノリティの権利拡大に関する世界的な潮流の中で,その1つの論点である同性婚について,すでに同性婚が認められているカナダとアメリカの判例および政府・議会の変遷を確認するとともに,日本におけるセクシャルマイノリティの法的保護の枠組みおよび同性婚訴訟の状況を比較・検討することによって,これからの同性婚議論について接近を試みた。法は,それが機能する社会と切り離すことはできず,そのため,カナダやアメリカの議論をそのまま日本に導入できるものではないが,日本の憲法審査制度と根本において共通しているカナダやアメリカの同性婚に関する法形成過程を辿ることによって,どのような違いを平等権侵害と捉えるか,そして平等権侵害が認められた場合,それが正当化され得るのか,といった平等をめぐる基本的枠組みと,その保護のアプローチに注目し,比較法的視点から日本における今後の同性婚の議論において一定の示唆を得た。}, pages = {111--149}, title = {婚姻をめぐる法形成 : カナダ,アメリカ,日本における同性婚訴訟を契機として}, volume = {57}, year = {2023} }