@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:02000376, author = {一政(野村),史織 and イチマサ,シオリ and NOMURA-ICHIMASA,Shiori}, journal = {人文研紀要}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 本稿は,第一次世界大戦勃発時に,国際的な女性平和運動の中でアメリカの社会改革運動家の女性たちがどのようにリーダーシップをとるに至ったかを検討するものである。既存の多くの研究では,女性参政権運動や社会改革運動で活動していた女性たちの平和運動への参入が強調されている。しかし,初の国際女性平和組織であるICWPP の成立(1915)に至る過程で,アメリカの社会改革運動家のグループが平和運動を主導していった理由については充分検討されていない。本稿は,運動内で女性参政権の直接的な要求が避けられ,平和のための革新主義的な方針が採られた理由として, 1 )活動した欧米の女性たちが革新主義的な改革思想や,中立国アメリカへの期待を共有していたこと, 2 )移民などを支援してきたアメリカの社会改革運動家たちは,その活動経験を通じて国際理解や国際政治への関心を高め,国際政治に関わる活動の妥当性を擁護できたため, 3 )平和運動と明確に結びついて女性参政権運動を進めることに,参政権運動内で意見の対立があったこと,を明らかにした。}, pages = {231--251}, title = {第一次世界大戦勃発と革新主義の平和推進者たち : 国際女性平和運動におけるアメリカの女性たちのリーダーシップ}, volume = {104}, year = {2023} }