@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:02000410, author = {押田,信子 and オシダ,ノブコ and OSHIDA,Nobuko}, issue = {55}, journal = {経済研究所年報}, month = {Oct}, note = {application/pdf, 本研究は日中戦争時における,軍部の慰問部署である陸軍恤兵部の慰問政策について,検討,考察することを目的としている。第1節は日清戦争時に開設され,1945(昭和20)年終戦を迎えて消滅した,戦時独特の組織「恤兵部」の概要と恤兵行為に沸く国民の動態に言及した。第2節~第4節は主に国内,戦地慰問の企画立案から慰問団の人選と編成,実施までを職務とした恤兵部員川上護の足跡をたどりながら,芸能人,文化人における戦地慰問のあり方を検討した。本稿の考察にあたっては,これまで研究の俎上に載せられなかった川上執筆による「陸軍恤兵部の憶出」(後述)を主資料としたことにより,多くの知見を得た。また,彼が恤兵部から転籍した小笠原諸島父島における要塞司令官としての残痕の現地調査,加えて,少女時代に恤兵部を訪ねた経験を持つ長女に聞き取りを行い,戦中,戦後における恤兵部員とその一家の姿を調査し,判明した諸点について述べた。本稿の最終ページには,川上の恤兵部在任当時の主要慰問団の状況と川上護の行動を一覧表にまとめた。}, pages = {159--184}, title = {戦時期,陸軍恤兵部の慰問政策 : 恤兵部員の足跡を手掛かりにして}, year = {2023} }