@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:02000513, author = {高野,宏峰 and タカノ,ヒロミネ and TAKANO,Hiromine}, issue = {7-8}, journal = {法学新報}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 昭和の戦前・戦中を振り返るとき,無視できないなのが当時の国民の「戦争支持」という視点であり,満洲事変はそのきっかけとされる。軍隊・政府に加えて,満洲事変支持のキャンペーンを展開したのは新聞マスメディアであり,『少年倶楽部』も一翼を担っていた。先行研究においても,『少年倶楽部』が満洲事変支持を広め,読者もそれに触発されていたことなどが指摘されている。  本稿では,『少年倶楽部』がその教育的な面を有していることから家庭や学校にも認知されることで広く普及していること,満洲事変記事とそれに対する読者の反応から満洲事変支持の傾向を確認するとともに,編集方針の「立志」「男らしく」という中の一つに示された軍隊に入るという道が満洲事変以降特に重視されていく傾向を指摘した。すなわち『少年倶楽部』の社会への浸透具合と,少年たちの戦争への「支持」が「志願」になっていく様子について,昭和7年各号から個別具体的事例を積み重ねることで明らかにし,同誌と読者が「戦争支持」をしていく状況を探るものである。}, pages = {233--263}, title = {満洲事変期の『少年倶楽部』 : 「戦争支持」と「少年兵」へのいざない}, volume = {128}, year = {2022} }