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回帰しようとする日本社会 : 『82 年生まれ,キム・ジヨン』への共感と「鬼滅の刃」の人気から
https://chuo-u.repo.nii.ac.jp/records/2000533
https://chuo-u.repo.nii.ac.jp/records/2000533ca8f5791-1c81-46b2-8272-1f1a26950598
Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||
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公開日 | 2023-12-06 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | 回帰しようとする日本社会 : 『82 年生まれ,キム・ジヨン』への共感と「鬼滅の刃」の人気から | |||||||||
言語 | ja | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | Japanese Society to Return - Through Empathy for ‘Kim Ji-young Born 1982’ and the Popularity of ‘Kimetsu no Yaiba’ | |||||||||
言語 | en | |||||||||
言語 | ||||||||||
言語 | jpn | |||||||||
キーワード | ||||||||||
言語 | ja | |||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | ジェンダー差別 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
言語 | ja | |||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 韓流 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
言語 | ja | |||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | アニメーション | |||||||||
キーワード | ||||||||||
言語 | ja | |||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 鬼滅の刃 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
言語 | ja | |||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | クールジャパン | |||||||||
キーワード | ||||||||||
言語 | ja | |||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 2020東京五輪 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
言語 | ja | |||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | コロナ禍 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
言語 | ja | |||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | ハラスメント | |||||||||
キーワード | ||||||||||
言語 | ja | |||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | ミートゥー運動 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
言語 | ja | |||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 82年生まれ、キム・ジヨン | |||||||||
資源タイプ | ||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||
著者 |
劉,銀炅
× 劉,銀炅
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抄録 | ||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||
内容記述 | 回帰しようとする日本とは何か。それは日本人が「良き日本」と思う過去にある。日本人に満足できない現実があるから過去を夢見る。ある時はアメリカとも肩を並べるような経済力があったのに今はそうではない。様々な分野で世界に誇る日本人としてのプライドが傷ついてしまった。コロナ禍ではそれがより鮮明になり現実に目を向けず過去の栄光に執着する人たちがいる。性差別やハラスメントなどが社会問題として話題になってもすぐに忘れられていしまう。良き日本人という幻想が日本社会に浮遊しているようである。日本社会に存在する性差別を悟らせたのが韓国小説『82年生まれ,キム・ジヨン』である。小説への共感,社会への関心が結び付き読者らが声を上げ始めた。しかし,コロナ禍でそういう共感より孤立感が漂う。「鬼滅の刃」の異例的な人気がその象徴である。「鬼滅の刃」が描く日本とは家父長社会であり,上官に逆らえない社会である。主人公が鬼を切るようにコロナも,嫌な現実も切ってほしいという願いでアニメを見るのではないか。だがアニメは何も解決してくれない。結局小説からメッセージを受け取り共感し,自分で社会を変えなければならぬことを悟るべきである。本論では素晴らしい過去の日本ではなく現実に目を向け共感できる日本社会を作ろうと訴えたい。 | |||||||||
言語 | ja | |||||||||
書誌情報 |
ja : 法学新報 巻 128, 号 7-8, p. 833-850, 発行日 2022-02-28 |
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出版者 | ||||||||||
出版者 | 法学新報編集委員会 | |||||||||
言語 | ja | |||||||||
ISSN | ||||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||
収録物識別子 | 0009-6296 | |||||||||
権利 | ||||||||||
言語 | ja | |||||||||
権利情報 | この資料の著作権は、資料の著作者または学校法人中央大学に帰属します。著作権法が定める私的利用・引用を超える使用を希望される場合には、掲載誌発行部局へお問い合わせください。 | |||||||||
著者版フラグ | ||||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |