@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:02000604, author = {KUDO,Hiroko and 工藤,裕子}, issue = {9}, journal = {法学新報}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本論文は,データをいかにステークホルダから収集し共有するのか,それを政策形成に活用するのかについて,事例を通じて分析する。リサーチ・クエスチョンは,1)データの収集がなぜ容易でないのか,2)ステークホルダ間でのデータの共有がなぜ容易でないのか,そして,3)データを含め,既存の情報をなぜ公共政策のデザインと実施に活用出来ないのか,である。まず,ステークホルダの心理的問題や,ステークホルダの受容に強く影響するアクターや機関に対する信頼など,関連分野の先行研究を概観する。ここでは,ステークホルダのデータや情報に関する理解の認知的限界を探求する文献も含めて検討する。次に,英国のスポーツとウェルビーイングの政策分野に関連する2つの事例研究を取り上げる。第一は,2012年のロンドンオリンピックに際して収集されたチケット・データであり,市民のウェルビーイング向上を目指し,それを運動や健康状態に関するデータと連携させるという革新的な目標を掲げていた。しかしデータは実際には,公共政策のデザインに活用されなかった。第二の事例は,前者の一種のスピンオフであり,データを活用して人々に運動を促すOpen Activeである。}, pages = {153--184}, title = {Why People are Reluctant to Share Data, While They like to Benefit from Data : Case Study to Analysis the Difficulty of Involving Citizen as Major Stakeholder in Public Policy}, volume = {128}, year = {2022} }