@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:02000615, author = {横山,拓未 and ヨコヤマ,タクミ and YOKOYAMA,Takumi}, issue = {9}, journal = {法学新報}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本稿は1982年11月から1987年11月にかけて内閣総理大臣を務めた中曽根康弘の中国観について,特に総理就任前までに注目して明らかにしたものである。中曽根政権下の日中関係を分析した先行研究においては,当時の日中関係がいくつかの歴史認識問題を抱えつつも比較的良好であったとして,その要因を中曽根と胡耀邦間の信頼関係や日中共通の脅威であったソ連の存在などに求めている。  しかし,果たして政権期にのみ,その要因を見出すことは可能であろうか。特に中曽根政権の対中政策においては中曽根主導のトップダウン型の外交を展開していたことが指摘できるのであり,ともすれば対外政策の決定理論の 1 つとして認識(心理)過程モデルが存在するように,中曽根自身の総理就任前までに形成された中国観,中国イメージが政権期の対中政策になんらかの影響を与えていると考えることができるのではないだろうか。本稿はこの中国観を明らかにするにあたり,中曽根と日中国交正常化以前の日中関係に尽力し,LT貿易の創設にも携わった松村謙三,高碕達之助との交流に着目したものである。}, pages = {547--572}, title = {中曽根康弘の中国観 : 松村謙三・高碕達之助との交流を手がかりに}, volume = {128}, year = {2022} }