@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:02000620, author = {植木,俊哉 and ウエキ,トシヤ and UEKI,Toshiya}, issue = {10}, journal = {法学新報}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 国際組織のアカウンタビリティーをめぐる問題は,最近の新型コロナウイルスの世界的大流行をめぐる世界保健機関(WHO)の対応に関する事例にみられるように,現代の国際社会における大きな実際的課題であると同時に理論的課題でもある。「アカウンタビリティー」という概念自体は,国内社会においても国際社会においても,多義的な概念であると考えられる。本稿では,国際法協会(ILA)が2004年に採択した「国際組織のアカウンタビリティーに関する勧告的規則・慣行」(RRPs)を手がかりとして,「国際組織のアカウンタビリティー」概念に含まれる政治的・政策的な要素と法的な要素とを整理して検討することを通じて,その具体的な意味内容を明らかにすることを試みた。その際に,本稿では,国際社会における実行の 1 つとして,国連の専門機関である国際労働機関(ILO)における「アカウンタビリティー」確保に関する最近の取組みを具体例として取り上げ,そこでの「アカウンタビリティー」の意味内容を掘り下げて検討した。本稿での検討を通じて,「国際組織のアカウンタビリティー」概念における政治的・政策的要素と法的要素の関係等について,一定の知見を整理することができた。}, pages = {83--106}, title = {国際組織のアカウンタビリティーと法的責任に関する一考察 : ILO(国際労働機関)を素材として}, volume = {128}, year = {2022} }