@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:02000713, author = {坂口,滉季 and サカグチ,ヒロキ and SAKAGUCHI,Hiroki}, issue = {3-4}, journal = {法学新報}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 本論文はこれまでの国際関係論,宇宙法,安全保障論などの社会科学が,宇宙開発・宇宙利用(以下,宇宙開発等)への多様な脅威のうち,一部しか取り上げてこなかった,という問題意識の下で,従来に脅威と認識されてこなかった諸問題,あるいは宇宙開発等の今後の変化の中で出現しうる諸脅威について,その内容,政策的・法的状況を明らかにし,どのような政策・法が必要になるのかを検討した。まず従来から認識されてきた脅威として「宇宙空間の混雑化」,「対宇宙能力の拡散・拡大」の問題を取り上げ,次に従来から存在したが認識されてこなかった脅威として「宇宙開発等のコスト」の問題と「宇宙天気の変動」の問題を取り上げて検討した。更に宇宙開発等の変化によって生じうる諸脅威を,「宇宙開発等の空間的拡大」から生じうる脅威と,「宇宙開発等の質的変化」から生じうる脅威とに分けて検討した。既存の脅威が解決・軽減されないのには国際的な制度・法メカニズムの未整備に大きな原因があり,新たに生じる諸脅威に対応した制度・法メカニズムを先手を打って形成し,それから既存の諸脅威に対応するべきである,というのが本論文の結論である。}, pages = {147--176}, title = {宇宙開発・宇宙利用に対する脅威の概念の拡張 : 外生的な脅威と新たな脅威}, volume = {129}, year = {2022} }