@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00006525, author = {小林, 正宏}, journal = {中央大学経済研究所年報}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 2008年9月のリーマン・ブラザーズ破綻後,FRB は果敢な金融緩和により米国経済がデフレに陥るのを回避する一方,日本では,1990年代のバブル崩壊と金融危機を経て,金融システムが強化され,今回の世界金融危機においても直接的な影響は軽微と見る向きもあった。しかし,日米の金融緩和の差は外国為替市場における急激な円高・ドル安の進行という別のルートで日本経済に波及することとなった。2012年9月にはFRB は量的緩和第3弾(QE3)を導入したが,2013年4月,日銀も「量的・質的緩和(QQE)」と呼ばれる「異次元金融緩和」を導入した。そうした中,アメリカではQE3の減速,所謂テーパリング(Tapering)の議論が沸き上がり,日米の金融緩和の姿勢が逆転し始めた。本稿においては,そのような日米の金融緩和のダイナミズムが市場にどう影響し,今後どう展開していくのか,その際に留意すべき点について考察する。}, pages = {321--363}, title = {FRB のQE3とTapering,及び日銀のQQE}, volume = {45}, year = {2014}, yomi = {コバヤシ, マサヒロ} }