@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00006555, author = {箭野, 章五郎 and 秋山, 紘範}, issue = {3}, journal = {比較法雑誌}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 複数の性犯罪を行った行為者に関して、性的逸脱あるいは衝動異常を「精神の障害」として、責任能力の減少が認められるのか否か、またその場合の判断基準がいかなるものか、を示した事案についての検討。/ 1.外科医は、第一手術に典型的に伴うリスクが現実化することで必要となるであろう第二手術の際には、我流の方法をも用いるという自身の計画について、患者に説明することが必要とされることについて。  2.医師の指示義務に関しては、一定程度の頻度で合併症が発症するということのみならず、問題となるリスクがその侵襲に固有に伴うものであるか否か、そして侵襲のリスクが現実化した際には患者のその後の生活にとりわけ負担がかかるか否かということもまた決定的に重要である。このような場合、第一手術と第二治療との間には、後の治療のリスクについては第一侵襲の前に既に説明が要求される程度の密接な関係が存在するのである(本件では、特に非滅菌のレモン果汁による手術創の処置については否定される)。}, pages = {475--506}, title = {ドイツ刑事判例研究(84):「その他の重大な精神的偏倚」にあたる性的逸脱 / 我流の方法についての医師による説明:「レモン果汁事件」}, volume = {46}, year = {2012}, yomi = {ヤノ, ショウゴロウ and アキヤマ, ヒロノリ} }