@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00006767, author = {石川, 利治}, journal = {経済研究所 Discussion Paper, IERCU Discussion Paper}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 本稿の第1の目的は都市内部の地代に関する理論分析を、都市体系における地代分布に結び付け地域における地代分布の様態を数値計算の手法で示すことである。導出された地代分布は、都市の機能数や人口に関する分析から引き出される分布と類似したものとなり、この分析方法は都市体系分析において応用可能性を有することが示唆された。第2の目的は生産経営の生産性の向上と都市地域における運賃率の低下が地代分布にどのような影響を与えるかの理論分析である。この分析は次のような興味深い理論的結果を示す。生産性の向上は各都市の地代を上昇させ、既存の地代分布の形状を大きく変貌させない。これに対して地域で最大規模を有する都市における運賃率の低下は、地域の下位にある全都市の地代を大幅に上昇させそれらを標準化する。これにより都市の地代分布にいわゆる2極化現象が生み出されることになる。地域の最大都市での交通機関の整備は地域における全都市の経済活動の水準に大きな影響力を持つという理論的結論は政策立案においても重要な役割を有すると考えられる。}, title = {都市体系の地代分析}, volume = {249}, year = {2015}, yomi = {イシカワ, トシハル} }