@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00007081, author = {小林, 大祐}, issue = {3・4}, journal = {法学新報}, month = {Aug}, note = {本稿は、ドイツにおける都市交通行政の変遷を、一般的な都市政策と比較しながら検討するものである。戦後のドイツでは、他の先進諸国と同様に急激なモータリゼーションを経験した一方で、自治体間や公共交通事業者との連携によって都市交通を管理する運輸連合が創設されるなど、特有の都市交通政策が展開した。そこで、なぜ固有の政策がドイツで展開したのかに焦点を当て、その背景を解き明かすことを本稿の目的とする。したがって、本稿が対象とするのは戦後までに成立した都市交通行政であり、都市公共交通が登場し、普及した当時の背景や状況を明らかにすること、一般的な都市政策の中でどのように位置づけられるかを確認すること、戦前の都市交通行政がどのような文脈の中で形成されたのかを探り、戦後に何が継受されたのかを詳らかにすることが課題となる。本稿では都市政策の自治に着目し、「自律性」と「活動量」の視座に基づいて分析が行われる。(一)では、都市交通をはじめとした都市政策が創出される自治制度の確認や都市社会の考察、ならびに、第二帝政期における都市政策が検討される。}, pages = {291--311}, title = {ドイツ都市交通行政の史的展開(一)―都市政策をめぐる自治・市場・政府間関係―}, volume = {121}, year = {2014}, yomi = {コバヤシ, ダイスケ} }