@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00007315, author = {馬田, 啓一}, journal = {中央大学経済研究所年報}, month = {Nov}, note = {application/pdf, メガFTAの時代に入り,日米中の経済関係は新たな局面を迎えている。国際生産ネットワークの拡大とサプライ・チェーンのグローバル化に伴い,日米中トライアングルにおける貿易や直接投資も大きく変貌しようとしている。  日本にとって最重要の外交課題は,中国の台頭とそれに伴うパワーシフトにいかに対応するか,また,アジア太平洋地域の新たな秩序形成にいかに取り組むかである。日米中トライアングルのマネジメントが大きなカギとなろう。  中国がTPPに参加しない場合,国際生産のネットワークから締め出され,日米中トライアングルの貿易メカニズムも崩れてしまう。日本から中国に中間財を輸出し,中国で加工組み立てした最終財を米国に輸出するという貿易パターンの優位性が失われるからだ。日本はTPP交渉を早期にまとめ,中国にもTPP参加を促すべきである。}, pages = {265--276}, title = {日米中関係の行方とアジア太平洋の新通商秩序}, volume = {47}, year = {2015}, yomi = {ウマダ, ケイイチ} }