@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00007425, author = {鈴木, 彰雄}, issue = {3}, journal = {比較法雑誌}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 誤想防衛を含む正当化事情の錯誤について、現在のドイツの判例においては「制限責任説」ないし「法律効果を制限する責任説」が採用され、学説においては制限責任説が相対的な多数説を形成している状況にある。私見によれば、責任説を前提とするかぎり、正当化事情の錯誤にドイツ刑法16条を類推適用して故意阻却を認める制限責任説の説明が、もっとも簡明で説得力のある理論構成を示している。ただし、「正当化事由の範囲ないし限界に関する錯誤」と「正当化事由の事実的前提に関する錯誤」の区別は微妙であるから、その基準を明確にすることが課題として残されている。}, pages = {1--39}, title = {誤想防衛について : ドイツの理論状況をみて}, volume = {46}, year = {2012}, yomi = {スズキ, アキオ} }