@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00007454, author = {劉, 銀炅}, journal = {中央大学国文}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 夏目漱石の満韓旅行記「満韓ところどころ」をめぐって、「韓」の部分を書かないまま連載を中止した漱石の意図を、伊藤博文暗殺事件との関連から考察した。 伊藤博文が暗殺されたハルビンを、約一ヶ月前に漱石も訪れていた。暗殺場所にいた人々に迎えられ満洲旅行をした漱石にとって、その事件は、他人事とは思えなかったであろう。暗殺者として知られる人物が韓国人の安重根であり、漱石が経験した韓国や、当時の日韓関係を考えると、一連のことが「満韓ところどころ」の連載中止に影響を与えたことが分かる。 本論文は、「満韓ところどころ」の連載中止をめぐる以上のことから、漱石の韓国観を窺うことが目的である。}, pages = {17--31}, title = {語られない韓国 -「満韓ところどころ」の連載中止と関連して-}, volume = {58}, year = {2015}, yomi = {ユウ, ウンキョン} }