@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00007951, author = {髙良, 幸哉}, issue = {1}, journal = {比較法雑誌}, month = {Jun}, note = {application/pdf, 本稿は,StGB176条4項1号の構成要件が, 行為者と被害者である児童が直接に空間的に接近しておらず,インターネットを介して露出行為を行った場合であっても,充足されるとした事案の検討である。 StGB176条4項1号は児童の「前で(vor) 」性的行為を行うことを規定しているが,ここにいう "vor" の概念については,行為者と被害者である児童の直接空間的な接近が重要なのではなく,当該行為を児童が知覚することが重要である,とすることが従来の判例の立場である。 本件は,インターネットのライブ映像配信システムによって,性的行為を中継する場合においてもこの立場が維持されることを示したものである。 本稿は,本件の検討を行い,かかる検討を通じ, 我が国におけるインターネットを介した児童に対する性的虐待と公然わいせつ型事案についても若干の検討を加えるものである。}, pages = {119--130}, title = {ドイツ刑事判例研究(87) インターネットを介した性的虐待: StGB §176IV Nr.1}, volume = {48}, year = {2014}, yomi = {タカラ, コウヤ} }