@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00007980, author = {江, 利紅}, issue = {4}, journal = {比較法雑誌}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 伝統的行政法学理論は,「公法」・「公権力の公使」・「行政行為」・「行政主体」などの基礎概念をめぐって,公私法二元論という基本的な出発点から,法治主義という基本原理に基づき,行政法解釈論という「法学的方法」を採用し,行政法総論に偏重し,行政行為論を中心として,建てられた体系的な行政法学理論システムである。しかし,国家に複雑・多様な役割が求められる現代では,国民の多様な要求や社会の複雑化は,行政機能の拡大と専門化をもたらしている。このもとで,伝統的行政法学理論にはさまざまな問題が出てきた。これらの問題点に着目して,各国の行政法学者は伝統的行政法学理論を批判しながら,公私法二元論,法治主義論,行政法学方法論,行政法学体系論,行政行為論,行政法律関係論などの視角から,いわゆる「行政法学新理論」を提唱した。これらの理論は,行政法学の新しい考察視点にすぎず,「行政法学新理論」までには至っていないが,現代行政法学理論の発展を促したのである。}, pages = {159--184}, title = {現代行政法学理論の発展について(2・完) 比較法的視点から}, volume = {48}, year = {2015}, yomi = {コウ, リホウ} }