@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00007996, author = {小杉, 末吉}, issue = {2}, journal = {比較法雑誌}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 本稿(「プーチン連邦改革下の新たな権限区分構想⑵」)では,2000年代初めのプ ーチン連邦改革のもとで連邦中央と地方(連邦主体)の間で如何なる権限区分が構想されたのか,という問題が検討される。シャイミエフタタルスターン大統領主導の国家評議会幹部会ワーキンググループ及び大統領附置のコザーク特別委員会による2つの構想案が提起された。前者は,地方の権限拡大に基づく地方優位の連邦関係の構築を構想するものであった。まさにそのことの故に,この構想案はプーチン大統領により否定された。変わって提案されたコザーク委員会の構想(案)は,権限区分関係における条約の役割を制限するとともに,連邦主体の権限を縮小することを構想した。コザーク構想はプーチン大統領に採用され,その実現のための立法化が図られた。結果として,連邦優位の連邦関係はプーチン連邦改革の意に沿った連邦優位の関係をもたらした。}, pages = {1--38}, title = {プーチン連邦改革下の新たな権限区分構想(2)}, volume = {49}, year = {2015}, yomi = {コスギ, スエキチ} }