@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00008242, author = {小林, 謙一}, journal = {人文研紀要}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 日本列島縄紋時代の年代を定めていく上で,課題となっている時期のうち,縄紋時代早期初頭の試料として神奈川県藤沢市江ノ島植物園内遺跡ほかの土器付着物などの試料,同じく後期前葉の試料として藤沢市西俣野遺跡出土土器付着物について,前期末中期初頭の試料として南鍛冶山遺跡下の根地区出土土器付着物についてAMS炭素14年代測定をおこない較正年代を求めた。また,安定同位体比と炭素量・窒素量の比率を検討することで,土器で何を煮炊きしたかなどの調理物・内容物の由来について検討をおこなった。その結果,早期撚糸紋土器中葉頃の年代は,おおよそ9100~8500cal BC(11100~10450cal BP)に含まれることが判明し,早期初頭の貴重な年代データとなった。西俣野御所ヶ谷遺跡の土器付着物は後期前葉の年代として,南鍛冶山遺跡下ノ根地区出土土器付着物は前期末中期初頭の年代として整合的な年代であった。今後とも土器編年研究とあわせて年代値の蓄積を計り,時期区分の基準について検討していく必要がある。}, pages = {147--182}, title = {藤沢市内出土試料の炭素14年代測定研究―縄紋時代早期前葉の実年代を中心に―}, volume = {84}, year = {2016}, yomi = {コバヤシ, ケンイチ} }