@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00008258, author = {北, 彰}, journal = {人文研紀要}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 『人文研紀要』第七四号に掲載した原稿「パウル・ツェラン―闇に沈む闇、闇に輝く闇」の続稿である。前半で、ユダヤ人であるツェランが二〇代前半までを過ごした特異な街、チェルノヴィッツを論じている。東欧辺境の街はかつてハプスブルク帝国領であった。第二次大戦中は一時ルーマニア領からソ連領となるが、その後一転してナチの侵略を受けることになる。ツェランの父母はウクライナのトランスニストリア地方に強制移送され、その地に作られた強制収容所でナチに殺された。論考後半は、ツェランの人生を決定づけた、その父母の死をテーマとした、四編の詩を選び論じている。中でも新しく発見された資料を参照しながら論じている「死のフーガ」論が、論考の中心となっている。}, pages = {151--198}, title = {パウル・ツェラン(二)}, volume = {85}, year = {2016}, yomi = {キタ, アキラ} }