@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00008739, author = {前, 協子}, journal = {人文研紀要}, month = {Sep}, note = {application/pdf, この小論ではルーマー・ゴッデン(Rumer Godden)とミッシェル・マゴリアン(Michelle Magorian)の中篇小説を「置き去りにされた子どもたち」という視点から考察する。ゴッデンは,近年いわゆる「ミドルブラウ作家」のひとりとしても再評価されつつある。一方,マゴリアンは,戦後生まれで現在も活躍中である。彼女をゴッデンの系譜に連なる現代の児童文学作家として取り上げたい。 本稿では読解の補助線として『ジェーン・エア』における, “元祖” 置き去りにされた子どもであるジェーンと彼女の分身とみなされているバーサとの関係を参照しながら,成長していく子どもたちを取り巻く時代背景, 2 つの大戦,思春期の性への目覚めがもたらすジェンダー意識にも留意して,作品を検討していく。}, pages = {199--224}, title = {置き去りにされた子どもたち ―ジェーン・エアの末裔―}, volume = {87}, year = {2017}, yomi = {マエ, キョウコ} }