@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00008741, author = {小林, 謙一}, journal = {人文研紀要}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 縄紋時代中期末葉~後期初頭の綾瀬市伊勢山遺跡の土器付着物,同じく後期前葉~中葉の綾瀬市上土棚南遺跡の土器付着物・炭化種実の炭素14年代測定をおこなった。伊勢山遺跡敷石住居出土の深鉢土器は,加曽利EIV 式と考えられ,新地平編年では中期末葉の13b 期に比定される。較正年代は,2698~2462cal BC に含まれる年代である可能性が87. 8 %と最も大きく,中期末葉との位置づけと矛盾はない。上土棚遺跡の試料の測定値を土器型式の古い順に較正年代をみると,堀之内2 式のKAK- 8 は2140~1920cal BC(95. 4 %),KAK-10は2050~1880cal BC(89. 9 %),加曽利B1式のKAK-19は2150~1950calBC(90. 4 %),加曽利B1式の遺構に伴う炭化材KAK-165は1990~1740cal BC(91. 1 %),同じく果皮のKAK-C2は1980~1740cal BC(91. 9 %)に含まれる年代の可能性が高い。KAK-19はやや古い年代値が測定されており,安定同位体比などの検討が必要である。これらの結果は,中期末葉~後期中葉のはじめにかけての重要な測定結果となった。今後とも測定値を蓄積し,実年代の推定を果たしたい。}, pages = {255--287}, title = {神奈川県綾瀬市内出土試料の炭素14年代測定研究 ―縄紋時代後期前~中葉の実年代を中心に―}, volume = {87}, year = {2017}, yomi = {コバヤシ, ケンイチ} }