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アメリカ判例法理における「基本的」権利の非強制性について(2) 同性婚に対する法的プロセスでの裁判所の権限
https://chuo-u.repo.nii.ac.jp/records/8824
https://chuo-u.repo.nii.ac.jp/records/88245356c2bc-956d-416a-bbc9-eb27721914b7
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||
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公開日 | 2017-12-18 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | アメリカ判例法理における「基本的」権利の非強制性について(2) 同性婚に対する法的プロセスでの裁判所の権限 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | An Unenforceable Nature of “Fundamental” Rights in a Judicial Jurisprudence in the United States (2) | |||||||||
言語 | en | |||||||||
言語 | ||||||||||
言語 | jpn | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 同性婚 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | デュープロセス条項 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 民主主義 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 連邦裁判所の権限 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | 基本的権利 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||
主題 | Ashutosh Bhagwat | |||||||||
資源タイプ | ||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||
著者 |
阿部, 純子
× 阿部, 純子
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著者別名(英) | ||||||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||||||
識別子 | 33306 | |||||||||
姓名 | ABE, Junko | |||||||||
言語 | en | |||||||||
抄録 | ||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||
内容記述 | 本稿は,アメリカ連邦最高裁判例の中で発展してきた基本的権利観念の性質について考察するものである。この問題を考察するにあたり,Ashutosh Bhagwatの理論を参考にしている。 前号では,Bhagwatの憲法上の権利観念がいかなる特徴を有するかについて確認した。これを踏まえた上で本号は,同性愛者の婚姻する基本的権利を認めたObergefell v. Hodges (576 U.S._, 135 S.Ct. 2584 (2015))に注目しながら,そこで語られた基本的権利の性質について主に民主主義プロセスの観点から考察する。 Bhagwatの憲法上の権利観念として,権利を義務と対応させるべきとの特徴があった。このように捉えられる権利が帰属するのは個人ではなく人民である。このように認識するBhagwatにとって,憲法問題は個人の権利としてではなく,政府の権限の観点から捉えられるべきとされる。裁判所もまた,憲法問題について判断する際は政府の基本的な構造における政府権限の正当性を問うべきとしていた。 Bhagwatの見解について,憲法上の権利観念を分析するために有益であることを本号は認めながらも,連邦最高裁法理における基本的権利については,その帰属を個人として捉えるべきとの立場をとる。その上で,個人の権利に対応する政府の義務という点について,Bhagwatとは異なり,保障されるべき基本的権利の実体的内容がそのまま(連邦)政府の義務に対応するわけではないことを主張する。この点について特に,民主主義と政治プロセスにおける裁判所の役割の観点から論じる。本号は,同性婚をめぐる社会の発展プロセスという状況を踏まえた上での裁判所の役割について,連邦憲法修正14条デュープロセス条項に注目して検討するものである。 |
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書誌情報 |
比較法雑誌 巻 50, 号 2, p. 311-340, 発行日 2016-09-30 |
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出版者 | ||||||||||
出版者 | 日本比較法研究所 | |||||||||
ISSN | ||||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||
収録物識別子 | 0010-4116 | |||||||||
権利 | ||||||||||
権利情報 | この資料の著作権は、資料の著作者または学校法人中央大学に帰属します。著作権法が定める私的利用・引用を超える使用を希望される場合には、掲載誌発行部局へお問い合わせください。 | |||||||||
フォーマット | ||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||
内容記述 | application/pdf | |||||||||
著者版フラグ | ||||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |