@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00008828, author = {王, 貴国 and 北井, 辰弥}, issue = {3}, journal = {比較法雑誌}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 本稿は,2013年に中国政府が発表した一帯一路構想の背景とその課題について,国際法の文脈から論じるものである。Ⅰの「グローバル化の文脈における一帯一路」では,同構想が発表された背景として,グローバル化によって中国市場が世界経済に組み込まれ,両者が相互依存関係にあることが背景にあると説明される。Ⅱの「国際法を求める市場経済」では,計画経済と市場経済の規制のあり方について,前者が計画によるのに対し,後者は法によるとして,中国における法治の必要性が説かれる。Ⅲの「国際条約の高まる有効性」では,グローバル化が国際的合意の実効性を高めている実態が,とりわけWTOと投資仲裁機関の比較によって例証される。Ⅳの「一帯一路構想の諸問題」では,その実効性の確保と関係各国の異なる価値観への対応が課題であると指摘され,Ⅴの「進むべき道」では,これらの問題を乗り越えることができれば,世界全体が同構想から恩恵を受けると結ばれる。}, pages = {1--22}, title = {現代国際法の文脈における一帯一路構想}, volume = {50}, year = {2016}, yomi = {ワン, グイグオ and キタイ, タツヤ} }