@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00008848, author = {斎, 昊}, journal = {経済研究所 Discussion Paper, IERCU Discussion Paper}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 本稿はマルクス経済学のアプローチに従い、1956~2015年の長期にわたる中国経済の剰余価値率をその同質的な時系列にまとめて明らかにする。本稿のポイントは以下のとおりである。剰余価値率は2008年に歴史的ピークに達した。この時期までの10年間、中国経済は高収益を上げていたが、それはもっぱら剰余価値率の持続的上昇によるものだった。本稿の提示する時系列データにより、2008年以来、賃金の上昇と、資本の価値構成が収益性の抑制要因となっていることが明らかにされた。したがって、中国経済のいわゆる「新常態」は、剰余価値率の停滞と資本の価値構成の高度化がもたらす収益性の悪化の段階と考えるのが適切であろう。}, title = {剰余価値率の歴史的ピークと中国経済の「新常態」: 政治経済学的分析}, volume = {291}, year = {2017} }