@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00009111, author = {鈴木, 一義}, issue = {1・2}, journal = {法学新報}, month = {Jul}, note = {application/pdf, サイバー犯罪に適用する捜査手法自体は、通常の組織犯罪等に対する場合にも用いられており、その運用において基本的には異なる所はないと言えよう。しかし、サイバー犯罪は、インターネットを媒介とするため、インターネットを媒介としない通常の組織犯罪等とは、捜査において異なる側面が出て来得るとも考えられる。少なくとも、サイバー犯罪における捜査手法を検討することは、サイバー犯罪の予防・検挙それ自体のために必要であるし、それに加えて、サイバー犯罪以外の通常事案における当該捜査手法のあり方と比較することによって、相互の特徴が相対的にクリアになり、通常事案におけるそれら捜査手法の課題を明らかにすることに裨益する点もあり得るように感じられる。  本稿では、かかる問題意識に基づき、サイバー犯罪に対する捜査手段の内で、主として秘密捜査的な手法に焦点を当てて考察を試みた。第三章では通信傍受などの監視手法について検討を加え、最後に「おわりに」において、囮捜査的手法(第一章)・潜入捜査(第二章)の検討で得られた知見をも併せて纏めを行う。}, pages = {133--161}, title = {サイバー犯罪に対する捜査手法について(三・完)}, volume = {123}, year = {2016}, yomi = {スズキ, カズヨシ} }