WEKO3
アイテム
生産力の発展と利潤率低下の転換点の確定
https://chuo-u.repo.nii.ac.jp/records/9328
https://chuo-u.repo.nii.ac.jp/records/9328771a61cd-7f09-43dc-aedb-182c404dc6bd
| 名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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| Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||
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| 公開日 | 2019-01-09 | |||||||||
| タイトル | ||||||||||
| タイトル | 生産力の発展と利潤率低下の転換点の確定 | |||||||||
| 言語 | ||||||||||
| 言語 | jpn | |||||||||
| キーワード | ||||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||
| 主題 | 利潤率の上限 | |||||||||
| キーワード | ||||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||
| 主題 | 生産力の発展 | |||||||||
| キーワード | ||||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||
| 主題 | 利潤率の低下 | |||||||||
| キーワード | ||||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||
| 主題 | 有機的構成 | |||||||||
| キーワード | ||||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||
| 主題 | 技術的構成 | |||||||||
| キーワード | ||||||||||
| 主題Scheme | Other | |||||||||
| 主題 | 価値構成 | |||||||||
| 資源タイプ | ||||||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||
| 資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||
| 著者 |
高島, 浩之
× 高島, 浩之
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| 著者別名(英) | ||||||||||
| 識別子Scheme | WEKO | |||||||||
| 識別子 | 30388 | |||||||||
| 姓名 | TAKASHIMA, Hiroyuki | |||||||||
| 言語 | en | |||||||||
| 抄録 | ||||||||||
| 内容記述タイプ | Abstract | |||||||||
| 内容記述 | マルクスは,利潤率の上限である不変資本に対する価値生産物比率(V+M)/Cが低下すれば,剰余価値率M/Vが上昇しようとも利潤率M/(C+V)は低下すると主張した。本稿は,価値生産物比率の低下と剰余価値率の上昇が同時進行する線形モデルを用いて利潤率の推移を検出し,利潤率の上昇から低下への転換点を確定した。そして利潤率低下の転換点は,価値生産物比率の低下率と剰余価値率の上昇率が増大するほど早期に出現することをみた。剰余価値率の上昇は,一般には利潤率の低下を阻止する要因として理解されている。しかし価値生産物比率が低下するとの前提のもとでの剰余価値率の上昇速度の増大は,利潤率の上昇幅を拡大させる反面,利潤率低下の転換点の早期形成を推進する要因として機能する。 マルクスの有機的構成高度化は,技術的構成高度化=生産性上昇による価値構成の高度化であると解釈できる。マルクスは,有機的構成は技術的構成に遅れて高度化されるとの歴史認識をもっていたのであるから,実質賃金率一定のもとでは消費財に対する生産財の相対価値は低下すると想定していたはずである。相対価値の低下は,生産財の生産性が消費財のそれを上回って上昇するとの仮定が必要となる。技術的構成が高度化しても生産財の単位価値が十分に低下すれば有機的構成は高度化しないことも理論的には想定可能ではある。しかしマルクスの生産力発展にともなう死んだ労働に対する生きた労働の比率N/Cの低下規定は,そのような想定を否定しており,したがって技術的構成の高度化は必ず有機的構成の高度化に反映されるとの理論構成が採られていることになる。 |
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| 書誌情報 |
中央大学経済研究所年報 巻 50, p. 105-143, 発行日 2018-10-10 |
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| 出版者 | ||||||||||
| 出版者 | 中央大学経済研究所 | |||||||||
| ISSN | ||||||||||
| 収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||
| 収録物識別子 | 0285-9718 | |||||||||
| 権利 | ||||||||||
| 権利情報 | この資料の著作権は、資料の著作者または学校法人中央大学に帰属します。著作権法が定める私的利用・引用を超える使用を希望される場合には、掲載誌発行部局へお問い合わせください。 | |||||||||
| フォーマット | ||||||||||
| 内容記述タイプ | Other | |||||||||
| 内容記述 | application/pdf | |||||||||
| 著者版フラグ | ||||||||||
| 出版タイプ | VoR | |||||||||
| 出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||||