@article{oai:chuo-u.repo.nii.ac.jp:00009379, author = {小林, 謙一}, journal = {人文研紀要}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 神奈川県小田原市内の3遺跡から縄紋時代,弥生時代,中世の異なる時代の試料について,AMS 炭素14年代測定およびIRMS 安定同位体比測定をおこなった。羽根尾貝塚では,縄紋時代前期の貝塚出土の土器付着物,中里遺跡では,弥生時代中期の水田を伴う集落遺跡出土の土器付着物,種子,材,小田原城関係の試料として小田原城三の丸藩校集成館跡第Ⅲ地点および小田原城下本町遺跡第Ⅲ地点出土の中世土器付着物を測定した。  その結果,羽根尾遺跡では縄紋前期前葉の関山式・黒浜式の年代値,中里遺跡からは弥生中期中葉の年代値,小田原城関連遺跡からは中世後葉の年代を得ることができ,特に羽根尾貝塚では関東地方縄紋前期前半の暦年代の基準試料を,また中里遺跡では関東地方の弥生中期と西日本近畿地方との年代対比の基準試料を得ることができた。また,同位体分析によって,羽根尾貝塚や中里遺跡での海産物の利用の可能性や,小田原城関係の遺跡での灯明皿の燃料材に関する材料を得ることができた。}, pages = {225--259}, title = {神奈川県小田原市内出土試料の炭素14年代測定研究 ―縄紋時代前期前半・弥生時代中期を中心に―}, volume = {90}, year = {2018}, yomi = {コバヤシ, ケンイチ} }